アーラティー教室(ヨーガ道&アーユルヴェーダ)

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2018.08.08アーユルヴェーダ教室

和製アーユルヴェーダ



★暑い夏は、麦でできた「しろたまり醤油」や「りんご酢」「オリーブ油」を使います。

アーユルヴェーダはインドのもので、スパイスを使った料理がアーユルヴェーダの料理と思っている人も多いことでしょう。しかし、アーユルヴェーダにそのような定義はありません。アーユルヴェーダはインドだけのものではありませんし、アーユルヴェーダ料理はスパイスを使わなくてもできるのです。

アーユルヴェーダ料理では、熱と冷、油と乾、重と軽などの異なる性質のバランスをとります。季節や年齢、生活習慣や環境に合わせて、食材の選択や料理の仕方も含めてバランスをとることが重要なのです。例えば、多くの根菜は重たく温性、葉野菜は軽くて冷性のものが多いなど、ざっくりと分けるとそのような特徴があります。もちろん温性の葉野菜もありますが。

日本人にとって、調味料は特に気を付けたいものです。日本は元々寒い国ですので、体を温める発酵食品や塩分の高い調味料が多くあります。昔の人は肉体労働をたくさんしていたので、発酵調味料を一年中摂っていても健康を保つことができたかもしれませんが、現代的なあまり体を動かさない生活をし、更に温暖化で気温も上がっている中で、熱を生み出す発酵食品や発酵調味料を摂りすぎるのは良くありません。体に慢性的に熱が蓄積すると、炎症や出血性の病気が起こるリスクが上がるからです。

私は和食が好きです。スパイスは主に体調を立て直すときにしっかり使いますが、普段は和食が中心です。暑い夏はピッタという火の質が体に増え過ぎないように、大豆の発酵食品は控えます。代わりに熱性の比較的穏やかな塩こうじや麦醤油を使います。夏は体が味噌を欲さないので、秋になって体が欲しがるまでは手を付けません。

またお酢はピッタ(火)の質を増やし過ぎないように、リンゴ酢を使います。オイルは熱性のごま油を避けて、冷静のオリーブ油を使います。

スパイスを使わなくてもアーユルヴェーダです。アーユルヴェーダの原則を日々の生活に取り入れて、健康で生き生きとした日々を送りましょう!

 

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