アーラティー教室(ヨーガ道&アーユルヴェーダ)

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2019.05.28アーユルヴェーダ教室

パンチャカルマを終えて④(生徒さんより)

※Arati教室の「南インド・アーユルヴェーダ癒しと学びの旅2019」が終了し、帰国した生徒さんからの滞在の感想が届きましたのでご紹介させて頂きます。以下は3週間のパンチャカルマ療法を受けた方の詳細な記録です。貴重な体験をシェアして頂き感謝です(合掌)。

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4月28日(日)スネハパナム(薬用ギーの経口摂取)4日目

この日の朝、起きて着替えると、自分が着ているTシャツからやばい臭いがした。多分寝汗にギーが混じっているのだろう。本当に体からギー臭がするようになるんだなぁと思った。そして、いつも通り7時半に、ギー110mLを飲んだ。いつもより一回りカップが大きく、さすがに飲み干すのに時間がかかってきつかった。若干胃痛がするのはいつも通り。その後ずっと頭が痛く、吐き気がする。その状態が9時頃まで続いた。

コンサル時に「二日酔いのようだった」とドクターに伝えると、「頭痛と吐き気がするんだね~。OK、OK辛いよね~。なったことないけどね~(笑)」と言われる。「そもそも私は健康だからギーも楽。ある程度健康じゃないとそもそもギーを飲めない。色々なアーマの出し方があるけれど、ギーを飲むのはやはり安全で効果的だ。」と言われた。

ちなみに朝のギー前の舌診の時点で舌がきれいにギーコーティングされていたそうで、シュクラ(生殖器官)までギーはめぐっていて、チャクラバランスもかなりいい状態とのことだった。予定通り明日がパーゲーション(下剤のような薬液を飲んでギーが抱き込んだ全身の毒素を体外へ排出する療法)と告げられる。「正直そろそろ部屋にこもっているのにも飽きていたのでうれしい。でも緊張する」とドクターに伝えると「仕事より簡単だよ」と言われる。簡単にパーゲーションの説明をされて詳しくは明日やりながら話すと言われ、早めのスチームでこの日は終了。

この後、オランダ人のMと2人で小1時間ほど散歩した。Lovely Rock(と勝手に名付けている岩)に2人座って色々な話をする。彼女はカパマインド、ヴァータボディで、どうもバランスがとりづらいらしく、この4年間、年に1度、2か月ほど滞在しているらしい(うらやましい!)。最初の年は弟さんと滞在したそうだが、弟さんはそれ以来4年、酒、たばこ、大麻に一切手をつけていないそうだ。そして4度のパーゲーションを体験していると回を追うごとに楽になっていることや、定期的に繰り返すことの大切さを感じているとのことだった。

今回の滞在で私はさまざまなコンディションの人に会った。癌の寛解を目指している人、腰痛治療に来ている人。滞在理由はそれぞれだが、全員の共通点は時間とお金とある程度の健康、つまり自由である、ということ。日本人に生まれた、とかそういうこともひっくるめて、ひたすらに自分の運の良さを感じた。



 

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