アーラティー教室(ヨーガ道&アーユルヴェーダ)

Schedule etc.

2018.04.02アーユルヴェーダ教室

メンタルストレス解消のためのアーユルヴェーダ

皆さんのメンタルストレスの原因は何ですか?
多くの人が、「人間関係によるもの」と答えるのではないでしょうか?
私達人間は、社会の中で、様々なタイプの人と日々関わっています。家族、隣人、会社の同僚や上司、友人、通りすがりの人、etc..人と関わらずに生きていくことなど、到底無理な話です。どうせ関り合あわなければならないのであれば、少しでもハッピーに、摩擦を起こさずに、笑顔で関わりたいと思いませんか?そのために必要なことは何か、それは、「人」のタイプを正しく認識して、それぞれに合った的確な対応をすることです。それは、心理学を学ぶことにちょっとだけ似ています。

アーユルヴェーダの体質論では、ヴァータ(風の質)、ピッタ(火の質)、カパ(水の質)の3つのボディタイプがあります。通常は一番優勢なものが一つと、それに次いで優勢なものの2つがメインとなっています。ピッタ(火)とヴァータ(風)の質のタイプであれば、火の熱血さと風の動きの質によって、物事に熱中しやすいが変わりやすい(冷めやすい)性格ととらえることができるでしょう。逆にピッタ(火)とカパ(水)の質の体質であれば、ピッタの熱中とカパの安定の質によって、一度夢中になった物事に、腰を据えて長く継続することができるタイプと言えるのです。あくまでも一般論ですが。

ヴァータ、ピッタ、カパの体質は、肉体面とメンタル面の全体を分析することで、その人の生まれ持った体質を見分けることができます。よく「診断表」なるものがいろんなアーユルヴェーダ関係のサイト上にあって、自己診断をしたことがある人もいるかもしれませんが、大体的中率は5~7割程度、どうしても自分の主観が入ってしまうため、一時的な心身のアンバランスを生まれ持った体質と勘違いしてしまい、診断する度に結果が違う、なんてことも良くあるでしょう。実際には、生まれ持った体質のプラクリティは生涯変わることは無いのですが。

そういった、アーユルヴェーダの一番核となる「体質論」やそれに合った心身の整え方は、経験豊富なアーユルヴェーダドクターやセラピスト、コンサルタントから直接学ぶ必要があります。私自身も、10年前に師匠のアーユルヴェーダドクターから体質診断の基礎を学んでから、たくさんのケーススタディを繰り返して、自信をもって人の体質を見抜けるようになるまでには数年を要しました。何が陥りやすい間違いなのか、ドクターから様々なケースを学びました。

人は、口ではもっともなことを言っていても、心の中では逆らっていたり、実はよく理解していなかったりすることがあります。その人の体質を正しく見抜くことができれば、その言葉が本心なのか、実際には何を思っているのかさえ読めてきます。本当に、アーユルヴェーダの体質論を学ぶことは、心理学を学ぶのと似ているのです。とても面白くてためになるんです。

Arati教室では、アーユルヴェーダの生活処方箋 ー季節のワークショップーにて、この体質論についての勉強や、生まれ持った体質であるプラクリティを正しく見抜くためのエクササイズを行っていただけます。また各月ごとに、日々の生活に直接生きるトピックを学ぶことができます。次回4月8日(日)開催の春のワークショップでは、この体質論の学びを通して、メンタルストレスの解消法やメンタルストレスを生み出さないためのコミュニケーション法について学びます。アーユルヴェーダが初めての方から講座を受講された方まで、どなたでも楽しく、興味深く学んで頂けますよ。お申込期限が迫っておりますので、ご予約はお早めにどうぞ!こちらのリンクよりお申込み頂けます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

Om S'anti.
羅宗和代

<講師のプロフィール>










 
Kazuyo Russell (羅宗和代・ラソウカズヨ):Mountain Top ClinicのDr. Sundaraに師事。インドにてアーユルヴェーダの基礎、栄養学、上級コースを受講し、2011年より神戸のArati YOGA道教室にて講座を開き始める。2012年から教室の研修旅行を開始。生徒さんと共に現地のリトリートホスピタルに滞在し、通訳等を通して様々な症例やその対処法などを学んだ。
2014年8月から翌1月までの6ヶ月間、師匠であるアーユルヴェーダドクターのクリニックにて、更に深い学びやインターンシップを経験。グルクラという師匠と弟子が生活を通して密に学びを深める伝統的なスタイルによって学びを深めた。2015年6月日本帰国。神戸にて新たな形でのヨーガやアーユルヴェーダの普及に着手、その後も毎年師の元を訪れてインターンシップや聖典の学びを深め、生徒さんに還元しようと努めている。

 
リラクゼーション

ご予約・お問い合わせ

ご予約・お問い合わせは
コンタクトフォームよりご連絡ください