2018.06.07シンギングボウルの倍音セラピー
シンギングボウルのチャクラヒーリング in インド⑤~インドのチャクラヒーリング体験(続き)~
チベットの仏画は素晴らしい。中心は「Om」その周りに調和や幸せ、健康などについての文字が書かれている
※2018年4月末から6月13日まで和代はインドに滞在しています。教室のアーユルヴェーダ研修旅行終了後、現在、ヒマラヤのダラムサラ(チベット仏教の聖地)でシンギングボウルのサウンドセラピーの学びを深めています。
前回の続きです。3人のチャクラヒーリングのスペシャリストからのセッションの二人目は、私がここダラムサラに来るとき、いつもトリートメントをお願いする、その道20年+のマッサージ師でありヒーラーのおじさんです。禅指圧やスウェディッシュマッサージ、シンギングボウルを使ったチャクラトリートメント、それらを組み合わせたセッションなど、クライアントの状態を見て、手技を自在に操る技術はまさに神業です。とても繊細な心を持つ彼は、クライアントの心や深層部のエネルギーの状態まで感じ、その人のその時の状態に最適なサウンドや彼自身のエネルギーで癒しを施します。彼のシンギングボウルのセッションは、一人目の彼と同じく7つのメタルでできたチベットのボウルを12個使ったものですが、彼独自の感覚で操るので、他の誰にもまねすることができません。まさにアート!毎回感動し癒されます。
そして三人目はヨガのマスターであり、正統派サドゥーでもあるババジです。
インドを訪問し始めてかれこれ14年になりますが、本物のサドゥーに出会ったのは今回が初めてです。サドゥーは、インドはヒンドゥー教の「放浪する修行者」とか、「仙人」「苦行者(僧)」などと呼ばれ、インド全域とネパールに、400万人から500万人いると言われています。このババジとの不思議な出会いについてはブログに書こうと思います。
ババジのシンギングボウルのセッションは、‘サウンドヨガ‘という、西洋の病院などで治療として使われている、科学的にその効果が検証され認められているものでした(デリーにセッションやコースが受けられるセンターがあります)。ババジの風貌とその繊細なトリートメントにギャップを感じはしたものの、トリートメントが始まると、1時間ほどでふか~いところに連れていかれ、どっぷりと安らぎの海に沈められてしまいました。なんと、なんと深いこと。。。それが、先の二人のもののように深く広がるような刺激が連続して体全体に浸透してくる感じとは違い、とても繊細でクリアな音とバイブレーションが、ゆったいとしたリズムと共に深層部まで時間をかけてしみ込んでくるんです。これは初めての体験、終わった後はどこか遠くの世界から戻ってきた感じでした。
そしてこの後、このサウンドヨガのプロ向けのトレーニングコースを受けることとなり、アーラティー教室でこのセッションをスタートすることに決めたのでした。
コースを終えて、現在自身のスキルを磨くべくトレーニング中。帰国して準備が整い次第、アーラティーにてセッションの提供を開始したいと思います。どうぞお楽しみに☆