2018.07.11その他
被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます
西日本大雨災害で被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
このところ日本は、毎年何かしらの中から大規模な自然災害に見舞われているように感じます。日本のみならず、世界中が異常気象によって、過去に経験したことの無いような災害を経験しています。
ヨガでは、「種を蒔かないところに所に目は出ない」、全ての出来事は、原因の結果なのだと言います。日本でも、「日の無い所に煙は立たない」と言いますよね?
私達人間は、自然を自分たちの都合の良いように利用して、たくさんの破壊を繰り返してきました。その結果がこれらの災害であるのなら、私たちは、今当たり前のように行っているたくさんの破壊について、深刻に受け止めて、修正していかなければならないのではないかと思います。もちろん、全ての存在は、他に依存して存在しているのですから、破壊は必然的なもの。ですが、必要最小限に抑えていくこと、日々の生活の中の便利を、少し不便でも環境に配慮したものへとシフトしていくことは、避けては通れないことではないかと思います。
とは言え、今現在、苦しみの中にいらっしゃる方々が、少しでも早く、ご自分の生活を取り戻し、心に「シャンティ(平穏)」を見出して頂ければと祈らずにはいられません。一部の問題としてではなく、全体の問題として、私達皆が向き合っていくことが大切だと思います。
私たちは、忙しい日々の中で、心身のバランスを崩して自分を見失ったり、自分の中の幸せや健康に対して、感謝の心を失ってしまうことがあります。ヨガを行う時、私たちは自分の本質に立ち返ることができます。ヨガという行為を通して、呼吸を感じ、体を感じ、心を感じ、自分全体を感じることができる。ヨガは、ほんの一時でも、心と体に安らぎと調和を感じさせてくれます。その一瞬を広げて、人生全体を満足で満ち足りたものにしていく、それが真のヨガです。
被災地の方々はもちろん、様々な苦しみの中にいる方が、ヨガによって、調和や癒し、健康や幸せを感じて頂けたらと願います。もっともっと、多くの人にヨガのメッセージを届けられたらと、願っています。
Om S'anti.