2018.11.07トリートメントルーム
はなと香り
※アロマセラピストのAsakoさんのコラムです。
アロマトリートメントの時、
「どんな香りが好きですか?」
と伺うことがあります。
或いは、その時の感覚で選んでいただくこともあります。
木の香り、柑橘系、花の香り。
意外と、その日、その時によって心地よい、と思う香りは違ったりします。
その時に「心地よい」と感じた香りは、今、そこで必要なものだと思うのです。
嗅覚というのは、とても本能的なものです。
鼻のついている場所は、顔の真ん中。
そして、頭蓋骨に納まっている脳、
その中でも生 命維持活動の中枢を担う大脳辺縁系は、
大脳の奥深く、つまり頭部の一番真ん中にあります。
そう、鼻が感覚器官の中で一番近いのです。
実際に嗅覚は、大脳辺縁系へ直接情報が送られるため、
他の感覚器官より到達が早いと言われます。
大脳辺縁系は、生存本能を司るところ。
生命の危険を察知する必要があります。
なので、まず匂いで、今いる場所が危険かどうか、や、
この食べ物が安全かどうかということを、
確かめることになります。
嗅覚は、感情以前の情動である、
「快」「不快」を判断するところ(扁桃体)を通ることで危険か安全か、
を、判断するのです。
匂いが嫌だと思うところでは、
安心してそこにいれない、 ということ。
食事も就寝もしていられません。
逆に、心地よいと思った時、
「ここにいていいんだ」という判断をして、
安心して食事をしたり、眠れたりして、
心身がやすめることができるのです。
と、いうことは。
「心地良い」と思う香りは、
安心・安全である、ということや、
リラックスにとって、とても大切なこと。
それが自然治癒力を高めることにも繋がります。
そして更に言えば。
心地良いと思った香りは、
その人の現在の心身状態に、
本能が必要だと感じた香りであると言えるのです。
今の自分に、必要な精油の香りは、なんだろう?
もし見つけたい方は、
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