2018.12.26ヨーガ道教室
ヨガの猛者(もさ)になる
ある日ヨガクラス終了後にお茶を飲んでいると、先日行われた108回太陽礼拝クラスの話になりました。
Sさんは昨年初めて参加されて、今年は二度目の参加でした。今年の動きは昨年よりも洗練されていて見た目にも美しかったのですが、ご本人も昨年よりも筋肉痛が少なかったそうで、正しいアラインメントで動くことの大切さが確認できたことのことでした。
しかしそんなSさんも、クラスの最中は、ペースや動きが乱れる方の影響を受けて、バランスを崩しそうになり不安が襲ったそうです。(アーラティーの108回太陽礼拝は生徒さんが順番に前に出てリード(デモンストレーション)を交代で受け持ちつないでいくのです)その時に、隣で淡々とペースを乱すことなく集中して行っていたTさんに感動し、自分も落ち着いて最後までやり通すことができたのだそうです。
講師が初めから最後まで前で行い、皆がそれについていく形ではなく、皆がリードしながら一緒にタスキをつなぐように108へと向かっていく。その中で、いろんな気づきや心の変化、体の変化、通常のクラスでは得ることのない貴重な体験ができるのです。
「Tさんみたいなヨガの猛者になるのが私の夢です!」と語ったSさん。
きっとTさんもそれを聞いたら嬉しいだろうな。
そんな風に、お互いが切磋琢磨しつつ技や心を磨いていく、それはとっても素敵なことです。
来年も、Tさんのようなヨガの猛者が育っていくことを願うばかりです。
Sさんもがんばれ!
Om S'anti.