2020.01.01その他
アーラティー教室よりご挨拶
2019年も皆様とともにヨーガやアーユルヴェーダを学べたことに深く 感謝いたします。ありがとうございました。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
2019年はアーラティー教室にとって一つの節目の年となりまし た。
神戸三宮・元町エリアのヨガスタジオ等の数は年々増え続け、 最近では病院や美容院くらいの頻度でヨガスタジオを見るようにな った気がします。うちのような小さな教室が生き残るのはそうたやすいことではありませんが、目の前のことに一喜一憂することなく、私は自分の方法でベストを尽くし、アーラティーを求める方とのご縁を大切にしていきたいと思います。
どんなにしんどいことからも学ぶことがたくさんあります。ヨーガの修習は、マットの上でだけ行うものではなく、 日常の至る所にあります。 アーラティー教室を選んできてくださる方には、 日々の生活のあらゆる行いの中にヨーガを見出してほしい、 自然にヨーガのマインドで物事をとらえたり、体を動かしたり、 呼吸をしてほしいと思います。そういう人は、きっと、 年齢に反比例して、健康や幸せを感じられるに違いないから。 歳を重ねるごとに健康や幸せや自分自身への満足度が上がっていく 、昨日までの自分よりも今日の自分の方が好き! そう笑顔で言えるような毎日を送るために、私はこの教室で、 みんなと価値ある時間をシェアしていきたいと思っています。
今の私の想いが形となって成立し持続するには、 私一人の力では十分ではありません。 私はヨガ教室はお寺に近い存在だと思っています。 スピリチュアリティを育む場所であり、 みんなの努力なしに存続できるものではないと思います。 スピリチュアリティとは特別なことではなく、 自分自身に対して真摯に向き合い、 自己を高めていこうという意識を持っている人は、 皆スピリチュアルだと言えます。ですから、 ヨガ教室はスピリチュアルな場所であり、 単なるビジネスの場所ではないのです。 皆さんのスピリチュアリティが高まるように、 私は一生懸命ヨーガやアーユルヴェーダの叡智をお伝えしますし、 皆さんはそれを受け取って自己を高めていきます。そして、 そういった場所を保っていくために、ダクシナという寄付、 つまり代金を納めるのです。先生はそれを受け取り、 自分の生活のためとさらなる学びのため、 教室を維持するために使います。決して無駄にはしません。 そのように運営が維持されるのがヨガ教室です。 少なくともアーラティーはそのような場所です。 私は師から受け取ったヴェーダの叡智を皆さんとシェアすることに 、2020年も全力で取り組んで参ります。
2019年は、オンラインクラスが本格的に始まったことで、 教室の一つの転換期となりました。オンラインヨガによって、 遠方の方ともつながって一緒にヨガができる、 アーユルヴェーダを学べる、 介護や育児で家を空けられなかったり、 残業が多くて教室のヨガに通えない方にも、 オンラインの録画で好きな時間にヨガをしたり、 ご自宅から教室のライブ配信を通してリアルタイムで一緒にヨガす る、なんてこともできるようになりました。「画期的ですね!」「 まるで教室で一緒にやっているようなリアルさです!」など、 良いお声もたくさんいただいています。7月よりも8月、 9月よりも10月と、どんどん内容もよくなってきているのでは、 と感じています。しかし、 まだまだ向上できる伸びしろもあると思っています。2020年は、 オンラインヨガをさらにレベルアップしたいと考えていますので、 今後も皆様からのご意見やご要望に耳を傾けつつ、 成長させていきたいと思います。
アーユルヴェーダの個別コンサルテーション( ヘルスケアプログラム)や、 チベットのシンギンぐボウルセッションも、 講座やグループレッスンでは対応が難しいケースや、 特に心身に不調を感じておられる方に個別対応するための重要なサ ービスです。 心身の不調で悩んでいる方は遠慮なくご相談ください。
2020年のアーユルヴェーダ講座は、1~4月が基礎講座、4~ 10月が応用講座と、10か月間連続で続きます。そして、 例年とは異なり、インドツアーが2月と8月にあります。 和代も集中して一つ一つクオリティの高見を目指してまいります。
以上、最後までおよみいただきありがとうございました。
感謝と愛をこめて
Om S'anti.