アーラティー教室(ヨーガ道&アーユルヴェーダ)

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2020.02.25アーユルヴェーダ教室

新型コロナウイルスとアーユルヴェーダの対処法①



アーユルヴェーダでは、感染症は基本的にピッタ性の疾患として位置づけられます。新型コロナウイルスに負けないからだを保つには、免疫力を落とさないこと、つまり、オージャス(活力素)を高めるということが大切です。

アーユルヴェーダ的な生活を始めてから早12年、特に感染症が流行る時期や旅をするとき、仕事が忙しくてストレスがたまりやすい時期には、感染症予防や免疫力を落とさないための生活習慣を心がけてきました。その中で、今、新型コロナウイルスにかからないために有効と思われるアドバイスをご紹介しましょう。

◆今すぐにできること

①マスクの着用やこまめな手洗い、人込みを避けるなど

②ヨガ(呼吸法や瞑想を含む)を行いエネルギーを高めると共に心身のバランスを整える

③オージャス(活力素)をアップして免疫力を高める

①についてはすでにTVやネットで情報が多々出回っているので、あえて説明する必要はないかと思います。②については、ヨガによって自律神経が整いリラックスすることは、免疫機能を健全に働かせるためにも有効なのでお勧めです。自宅でのヨガでもオンライン、オフラインのヨガレッスンでも現時点では大きな問題はないと思います。ヨガレッスンで個別に濃厚接触(長時間2m以内で会話や接触)することは稀だと思いますので。状況を見て判断しましょう。③については以下に詳しくお話しします。

まず、オージャスをアップするためには、元気の素となる良い栄養を摂り、しっかり睡眠をとって心身共にストレスを軽減することです。病気に感染したらどうしよう・・・、と不安になってばかりいるとウイルスの思うつぼ!逆に、「私はちゃんと対策しているから大丈夫!」と気を強く持ちましょう。実際に、ある程度健康な人であれば、適切な対処を摂れば、万が一感染してしまっても不治の病ではないと言われています。

お勧めの食品:

フレッシュな季節のフルーツ(特にりんごやざくろ)や季節の野菜(軽く火を通して暖かくして食べる)、ギー(精製した無添加の牛のバター)、緑豆、キヌア、アマニ油、豆類や種類(ひまわり、パンプキンなど)、ナッツ類など滋養のあるもの。

お勧めしない食品:

冷たい飲食物(消化力を下げて未消化物のアーマ(毒素)を生み出す、またオージャスの生成を阻害するため)、

お勧めのハーブ:

トゥルシー(ホーリーバジル)、アムラ(アマーラキー)、ターメリック(うこん)、ジンジャー、アシュワガンダ、トリパラ、グドゥチ、カルダモン、シナモン、フェンネル、ブラックペッパー、コリアンダーなど。

ハーブは基本的に食品よりも薬効が高く、より即効性があります。ですから、今感染症を予防したい、と思ったら、すぐにでも摂取を始めるのがお勧めです。食事はそれを助ける働きと考え、オージャスを増やす食事とハーブの摂取の双方で感染症の予防を心がけましょう。

私は、オーガニックインディアのトゥルシーを毎日1ティーパック飲んでいます。それにジンジャーやターメリック、ザクロなど良い成分がたくさん入っているので、一日中ティーバックにお湯を継ぎ足して飲み続けます。加えて、食事と一緒にグドゥチやターメリック、アムラなどのハーブをサプリメントとして摂取しています。抗酸化作用の高い食品も多く摂取しています。モリンガは、ビタミンやミネラルが豊富なスーパーフードで、日ごろから栄養不足にならないように摂取しています。アムラは天然のビタミンCで、特に旅をするときや感染症が流行る時期には毎日摂取します。

これらは現在、アーラティー教室に少しストックがあります。もしちょっと試してみたいという方は、教室にお越しの際にお声をかけてください。クラス後のティータイムでもオーガニックトゥルシーティーをご提供しています。

【今すぐできる対策のまとめ】

オージャス(活力素)を高める食事とともに免疫力アップや抗酸化作用の高いハーブを摂取し、睡眠を十分にとり、ストレスフリーに過ごす。外出時はマスクや手洗いをしっかり行い飛沫感染等を防ぐ。ヨガを行い毎日笑顔で過ごしましょう!(続く)
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