アーラティー教室(ヨーガ道&アーユルヴェーダ)

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2019.05.22アーユルヴェーダ教室

パンチャカルマを終えて(生徒さんより)

※Arati教室の「南インド・アーユルヴェーダ癒しと学びの旅2019」が終了し、帰国した生徒さんからの滞在の感想が届きましたのでご紹介させて頂きます。以下は3週間のパンチャカルマ療法を受けた方の詳細な記録です。貴重な体験をシェアして頂き感謝です(合掌)。

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4月25日(木)スネハパナム(薬用ギーの経口摂取)初日
ギーが始まると、朝ヨガ、プライベートレッスンもダメになる。体質によってはOKとなることもあるそうだが、強いピッタの私は不可、特に昼間のプライベートレッスンは絶対ダメとのことだった。
7時半にドクターが部屋にギーを持って来てくれて、マントラを唱えてくれる。ドクターのマントラを近くで聞けるのはラッキーだなと思った。初日は25mL。一気に飲み干す。ギー+体によさそうな薬草ってこんな味だよね、という予想通りの苦さだった(ヴィレ―チャナ(下痢をおこさせる治療法)/パーゲーションまでの5日間、ギーや薬が体にどんな風に働くのか、できるだけピュアに感じてみたかったので、前後30分は水分摂取を控えた)。

ここから11時までおとなしくしていないといけない。特にモバイル機器はダメ。栄養学の本を借りていたが、滞在期間中は案外忙しく、何もしないでいい時間が意外と少なかったので、ずっと瞑想することにした。7時40分くらいに若干胃痛を感じる。その後左の背中痛が起こって、左の首痛がきて、8時過ぎには強い体感覚はなくなり普段通りだった。
10時にドクターがコンサルに来る。ドクターがギーと薬草について説明してくれる。薬用のギーはクリニックで飼っている牛か、周辺の部族にお願いして飼育してもらっている牛の牛乳からクリニックで作っている。それにデコクション(薬草を煮詰めたもの)を加える。
私の場合24種類の薬草を使ったそうだが、1Lのデコクションを作るのに約20kgの薬草が必要らしい。1Lのギーと4Lのデコクション、それにさらに250mgずつの薬草を3種類加えて、99mLの薬用ギーができる。(私は4日間で275mLのギーを飲むことになったので、約240kgの薬草を消費したことになる!!!!)



薬用ギーの準備には最低3日はかかるそうで、改めて受ける方も、処置する方も本気の療法なのだと感じる。
昼食はキチリ。美味しい、でも重く感じて半分以上残してしまった(これはギーによる影響ではなく、私のもともとの消化力の問題)。午後からはスチームに入って汗をかく。


その後はオランダ人のMとお茶をしながら話したり、ドクターと3人でプチネイチャーウォークをしたりして過ごす。この時ドクターにキチリが全部食べられなかったというと、夕食のスープは残していいけれど、今後キチリだけは全部食べるよう言い渡された。この日の夜からは、半分水のような緩いキチリを出してもらえるようになった。



続く

Om S'anti.

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